[caption id="attachment_2059" align="aligncenter" width="348"] 写真は記事の内容とは関係ありません[/caption]

TheDECKにはFabスペースがあり、レーザーカッター等の機材を30分単位でご利用いただいています。毎年この時期の風物詩のようなのですが、このところ連日お越しのお客様層がおられます。 そう、表題にある通り「卒業制作」のために機材を、とくにレーザーカッターを使われる学生さん達です。詳しくは書けませんが、長時間かけて厚紙やアクリル素材を様々な形に切り抜かれて、持ち帰られています。 TheDECKに機材があることをどのように知られたのかをお尋ねすると、まず出てくるのが「ネットで」。さらにお聞きすると、「googleマップで」という方が多くいらっしゃいます。 レーザーカッター自体近年普及してきたものであり、同様の加工を以前はどうされていたのだろうかと思うのと同時に、インターネットが無い時代にはどのように情報を収集していたのか、ほんの少し前のことなのに不思議な感覚を覚えます。 おそらくそのようなノウハウや情報は人のみを介して伝えられていたのだろうとは思いますが、ではその人のつながりというのは今どこに行ってしまったのでしょう?ここ数年様々な形のコミュニティが生まれ、またそれらが広く関心を集めているのも近年の効率性や利便性重視の価値観に対する居心地の悪さからのことかもしれませんね