梅雨明けが待ち遠しい日々ですが、今日から7月です。2024年も残すところあと半年、過去6ヶ月を糧にさらなる飛躍を遂げたいものです。

「梅雨」の由来の一つが梅の実が熟す時期であることは有名な話ですが、同じく梅の字を冠する大阪の梅田では、多くの開発計画が進んでいます。「そんなに建てて大丈夫か」と素人目には映るのですが、引き続き多くの人を惹きつけ、供給を消費していくのでしょう。
一方で、地方はその逆の運命をたどることが多くの地域で予測されています

先日ある学生さんとお話する機会がありました。その方は、今最も需要が見込まれるAIの研究をされていて、その分野で有名な研究室にも所属されています。そんな最先端な分野に身を置きながら、地方出身であるその方の想いは田舎のご両親や、地域にあります。衰退が容易に想像できるその地域の課題に卒業後は取り組みたいというのです。

傍目にみると、将来を嘱望されるその方のキャリアを、そのような負け戦ともとれるような分野に費やされることはもったいないことのように思われます。ただ、そうした一般論のロジックでは割り切れない想いが人にはあります最短の勝ち筋を瞬時に提示してくれるAIには示せない判断なのかもしれません。そんな個人的な情を集め、人を活かしていくことが地方の鍵なのかもしれないなとその方との会話で感じました。

今月も、皆様の創造性と生産性を最大限に引き出せるよう、スタッフ一同努めてまいります。
ぜひ、新しいアイデアや挑戦の場として、当スペースをご活用ください。

 

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