The DECKでは、「デジタルノマド」と呼ばれる人たちの受け入れに注力しています。
「デジタルノマド」とは、ノートパソコン1台で働きながら、特定の拠点に縛られることなく世界中を移動し、リモートで仕事をするライフスタイルを送る人々のこと。
旅先での異文化体験を楽しみながら、自分らしい働き方を実現しているのが特徴です。
中には日本での暮らしに魅力を感じ、起業や法人設立に踏み切る人も少なくありません。
The DECKでは、多様性を尊重しながら外国人起業家の支援にも力を入れており、国際的なネットワークの構築や、
新たなビジネスチャンスの創出につながるこのような出会いを大切にしています。
2024年は、デジタルノマドと地元の日本人との国際交流プログラムを企画・実施し、異なる背景を持つ人々の間に新たなつながりが生まれる場を提供しました。
・Digital Nomad Week OSAKA 2024
・Digital Nomad Week OSAKA 2024 Autumn
そして2025年!
今年の春は、香川県琴平町で「Digital Nomad Pop-Up Program in Kotohira」を開催しました。
大阪・なんばからバスで約4時間、春の陽気に包まれた琴平で、タイ・チェンマイからのデジタルノマド7名と、地元コミュニティ、
そしてThe DECKのメンバーが集い、仕事と交流、文化体験を楽しむプログラム。
イベント概要はこちら(イベントは終了しています)▼
https://en.thedeck.jp/blog/kotohira
■ 琴平の魅力:文化と自然、そして人の温かさ
プログラムの舞台である琴平町は、四国の中心に位置し歴史ある金刀比羅宮や
日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」など、文化的な魅力が満載の町。
また、讃岐うどんの本場としても知られ、訪れる人々にとってはグルメの楽しみも尽きません。
春には桜や新緑が美しく、自然と文化が調和した風景が広がります。
さらに、町のコンパクトさと住民の温かさが、訪れる人々に「ただの旅行者」ではなく「町の一員」として迎え入れてくれます。
このような環境が、デジタルノマドにとって理想的な滞在先となっています。
滞在先:Kotori Coworking & Hostel Kotohira
参加者は、琴平町にある「Kotori Coworking & Hostel Kotohira」に滞在。
この施設は、デジタルノマド向けに以下のような特徴があります。
- ・ 快適な居住空間:エアコン完備のセミプライベートドミトリー、高品質なマットレス、共用のシャワー・トイレを備え、快適な滞在をサポート。
- ・ 24時間利用可能なコワーキングスペース:高速Wi-Fi、プライベートミーティングルーム、追加モニターなど、仕事に必要な設備が整っています。
- ・ 充実したアメニティ:共用キッチン、ランドリー設備も完備され、長期滞在にも対応。
- ・ コミュニティマネージャーのサポート:現地の情報提供や住民との交流をサポートするコミュニティマネージャーが常駐し、滞在をより充実したものにしてくれます。
このような環境が、参加者にとって「暮らすように滞在する」体験を提供しています。
1日目:出発と琴平コミュニティにjoin!
朝8時過ぎ、なんばOCATバスターミナルからThe DECKスタッフのふーみんとともえで出発。
なんばから琴平まで、乗り換えなしで一気にアクセスするコトバスに乗って、午後には琴平に到着。
到着後は、Kotoriですでに滞在している ALT_ChiangMai からのデジタルノマド7名、Kotoriの皆さんと交流しました。
ALT_ChianMai(Amy)× The DECK(Fumi)× Kotori(Yoti)、国内外3つのスペースの合同企画である本プログラム。
それぞれのコミュニティマネージャーが揃って、プログラムも本格的にスタート!
参加者同士の自己紹介や、琴平の魅力について語り合う時間とった後は、ちょうどお昼時ということで、
まずは香川の本場のうどんを食べに行きました。
口の中で跳ね返る弾力!モチモチ&ムギュっとした食感。「うどんってこんなに感動できるんだ」と思わせてくれる、そんな一杯でした。
お昼ご飯の後は、金比羅宮参拝(こんぴらさん)へ!金比羅宮は本宮まで785段、さらに奥社までは合計1368段の階段がある道のり。 参道入口から本宮まで約30分登って到着!
頑張って階段を上りきると、眼下に見下ろす町並みが最高でした。ご利益をしっかりいただきましたよ!
そして夜はKotoriに戻って、イスラエル料理のフードキッチンカーで交流会を兼ねてのディナー!そして近くの地元民オススメのおしゃれなBARを教えてもらいノマド達としっぽり!
2日目:町歩きと文化体験
2日目は朝早くから琴平の町を散策やお土産選び、地元のカフェでのひとときなど、参加者はそれぞれのペースで町を楽しみました。
The DECKスタッフはバイクで参加していたメンバーと少しだけ琴平を離れてツーリングも楽しみましたよ♪
琴平を拠点にちょっと出かけると魅力的なスポットがたくさんあります。
ツーリングから帰ると、プログラムのメンバーが「もちもちパーティ」を開催していました。
みんなで大福餅を生地から手作り、あんこやチョコや苺を入れて、できたての大福を楽しみました(めっちゃ美味しかった〜)
女性メンバーは着物の着付けもしていました(めっちゃ綺麗〜)
地元の方々も飛び入り参加!!交流を通じて、琴平の文化や暮らしに触れる貴重な体験となりました。
2日間時間いっぱい琴平を満喫。帰りのバスに乗るときには、すでに離れるのは寂しくなるほど
琴平が我が心のふるさとになっていました。
おわりに
今後も、The DECKは国内外のコワーキングスペースやコリビング施設と連携し、様々なプログラムを企画していく予定です。
デジタルノマドが地方での滞在を通じて、地域コミュニティと交流し、新たな価値を創出、
また、参加者同士のネットワークを広げ持続可能なコミュニティの形成を目指します。
「Digital Nomad Pop-Up Program in Kotohira」は、仕事と旅、そして人とのつながりを大切にするデジタルノマドにとって、理想的な体験となりました。
新たな交流が生まれたこの2日間は、参加者にとって忘れられない思い出となったことでしょう。
このような取り組みを通じて、The DECKは人と人、地域と世界をつなぐ架け橋となっていきたいと思います!