The DECKでは、「困難に思えることでも一緒に実現しよう!」という想いの「Make It Happen」をコーポレートミッションにしています。
そして今回は、The DECKコミュニティコーディネーターや会員様との「Make It Happen」のお声が届きましたので、みなさまにシェアしたいと思います。
地域コミュニティコーディネーターとしても活躍している、The DECKコミュニティコーディネーターの なっちゃん。
彼女が去年始めにワーケーションで訪れた鹿児島県・沖永良部島。
そこで知り合った方々との「Make It Happen」がありました。
また、さらにThe DECK会員 成尾さんがお勤めの大興印刷株式会社様。
こちらの企業様が取り組まれている「ボードゲーム研究所 octpath(オクトパス)」。
この方々も巻き込んだ今回の「Make It Happen」。
ぜひレポートをお楽しみください。
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去る昨年末、年の瀬も迫る12月27日、鹿児島県の沖永良部島に住む子どもたちを対象にしたワークショプが開催されました。
このワークショップを主催したのはプロジェクトユニットLive Vividly。
「誰もが あざやかに生きる社会を 目指して」をコンセプトに活動しています。
申し遅れました、この文章を書いているのはLive Vividlyメンバーの一員で突破計画という屋号で活動しているフリーランスのプランナー武内です。
私とThe DECKのコミュニティコーディネーターあやみん
シリアスゲームデザイナー松木の3名で活動しています。
さて、沖永良部島という名前を聞いたことがある方はどれぐらいいるでしょう。
鹿児島県とは言いながら沖縄に程近い奄美群島に位置する人口12,000ほどの島です。
私もこのワークショップ実施が決まる経緯のなかで初めて知った島でした。
The DECKのある大阪堺筋本町からは距離にして1,000km以上離れています。
そんな縁もゆかりもなかった島で、なぜワークショップを開催するに至ったのか。
そこにはThe DECKの掲げる「Make It Happen」があったのです。
Live Vividlyでは「シリアスゲーム」を活動の軸の一つに置いています。
これは「社会課題の解決を目的にしたゲーム」を指します。
「エンターテインメント」目的のゲームや、ゲームの要素を活用して人の行動を誘発する「ゲーミフィケーション」とは、そもそも目的が異なるゲームです。
日本での知名度は全然ありませんが、海外では政策の意思決定にも利用されることもあるような今後注目が集まるであろう分野です。
このシリアスゲーム、私たちのユニット名でもある「Live Vividly」な社会を目指すためにとても有効なアプローチだと捉えています。
ゲームをとおした体験は圧倒的な当事者意識とフラットな対話や自由な発想を生み出してくれる。
そこで、主にキャリア教育の分野で活用できるゲームと対話を組み合わせたワークショップを組み立て、色んな場所で実施しようと活動していました。
とは言え、私たちはフリーランスの集まったユニット。
ゲームのプロトタイプは完成できたとして、実際にワークショップで使えるような状態にすることも、届けるべき子どもたちにアプローチすることも、本当なら自分たちでイチから道を切り拓いていかなければなりません。
そりゃそうだよね、それが普通、だけどコレは結構大変な作業で多くの人がここに悩んでいる。
「出会うべき人と出会っていく」、これは結構ムズかしいし大変なのです。
そんな中でThe DECKのコミュニティコーディネーターなっちゃんがLive Vividlyに素敵な出会いをもたらしてくれます。
実はThe DECKを利用している会員の中に印刷会社さんがいたのです。
なんと「カードゲーム」の印刷に強いノウハウのある印刷会社さんです。その名も大興印刷株式会社さん。
対話を重ねるなかで「シリアスゲーム」に対する興味も強く感じていただき、私たちがプロトタイプを作ったカードゲームの完成版作成にご協力いただくこととなりました。
さらに、なっちゃんはワーケーションで訪れていた沖永良部島の和泊町役場の方へ私たちの取り組みを紹介してくれました。
そこから一気にご縁がつながり、年末のワークショップ実施となったのです。
そう、The DECKがハブとなり、まさにMake IT Happenを体現したわけです。
出会うべき人とどう出会うか、これは本当に難しく誰もが頭を悩ませながら試行錯誤していることと思います。
The DECKには代表の森澤さんをはじめ個性豊かなコミュニティコーディネーターがたくさんいます、会員さんも個性豊かな人たちが集まっています。
ただ、単に集まるだけならMake IT Happenは為されない。
あまり大きな声では言えないものの、人が集まっているだけで何も化学反応の起こっていないコワーキングスペースは山ほどある。
ならばなぜThe DECKではコトが起こるのか?
それはまさにThe DECKが掲げるMake IT Happenを為そうとする姿勢でしょう。
この出会いは何かを巻き起こすかもしれない。
そんな期待感が渦になっているのがThe DECKという空間だと感じています。いや、ホントに感謝感謝。
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レポートは後編に続きます。