先日、The DECKの近所にある大手メーカーの新規事業担当チームの方がお越しになりました。

これまでとは全く異なる分野への挑戦だとのことで、志の一端を興奮気味にお話くださいました。

後日、チームで定めた今後の指針を自社の製品に施すオリジナルの加工を、The DECKのFab機材でサポートしました。
短時間ではありましたが、ものづくりを通じて得られる副次効果をいくつか感じました。

 

1) 普段の業務では知れないメンバーの意外な一面を知ることができる
2)小さく安全な失敗を繰り返すことができる
3)ものを作る工程は単純に楽しい

1)単純な作業の中に、いろいろな工夫のポイントや進め方の違いが現れます。それらを通じて、同じ作業をしていてもゴールに辿り着くまでの進め方に如実な違いが出て、仕事にも通じるその人の一面を知ることができます。

2)通常業務の中では失敗は避けるべきもの。いきおい、失敗の可能性が少しでもあればチャレンジを避ける傾向にあります。普段の業務ではないものづくり体験は、そのハードルを引き下げてくれ、人が本来持っている創意工夫の余地をもたらします。

3)普段の業務では使わない神経を使い、小さな失敗と工夫を重ねるものづくりの工程は、確実な達成感をもたらします。日常業務を離れ、ちょっとしたものづくりに没頭することで業務では得られない種類の喜びを感じていただけました。

このように、ものづくりを通じたチームビルディングやレクリエーションのアクティビティを設計できないかと考えたきっかけとなりました。
ご興味がありましたら、是非ご連絡ください!

 

The DECKメールマガジン vol.16