「製品制作・パッケージデザイン・展示販売までトータルに学んだインターンプログラム」
The DECKでは2023年2月〜3月、武庫川女子大学経営学部から6名の学生をインターン生として受け入れました。
「実践学習」という、単位が取得できる短期インターンシッププログラムです。
2回目となる今回は、アップサイクル(本来ならば捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること)がテーマ。
デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせ、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせました。
企業3社から端材提供いただき、プロダクトデザイナーにもデザイン面でご協力いただいたプロジェクトです。
学習の最後には、販売展示会を行いました。

【武庫川女子大学×The DECK】オリジナルグッズ 販売展示会(終了)

■ 端材提供企業様
合同会社  Atelier Shark(サメ革)
株式会社 しそうの森の木 (木材)
大阪府テントシート工業組合(テントシート)
【デザインサポーター】吉澤 健太

制作にはThe DECKにある、レーザーカッターやカッティングマシンなどの”本格的なものづくりの機材”を使用。
学生たちがデジタルファブリケーションに挑戦し、制作やパッケージデザインも手がけた達成感のあるプログラムになりました。
学習を通して「ものづくり/デザイン」について感じたことを学生たちに聞いてみました。

● 実践学習に参加する前と参加した後で「ものづくり」に対して変わったイメージと変わらなかったイメージ
【参加前】 
・力仕事で女性には難しそう
・機械が複雑そう
【参加後】
・機械は単純で気軽に使えるものが多いため誰でも簡単作ることができる
・自分が作りたいと思ったものを自分で形にすることができる
・ひとつの製品を完成させるまでに関わる人の数と良いものを作るために沢山の時間を使う
【変わったこと】
・製品のこだわりが気になるようになった
・制作した人と話してみたいと思った
【変わらなかったこと】
・やることが多いというイメージは変わらなかった
・時間と労力がかかる

● 「ものづくり」を経験して普段自分が購入している製品の見方が変わったこと
ひとつひとつの製品には沢山の人の考えや思いがこもっていることがわかって、人の思いを無駄にしないようにしたいと思うようになった。

● 購入した製品と自分自身で「ものづくり」をすることの違い
特別感や大切に使おうという気持ちになる。
大変だった思いでも含めて作った時間や過程に価値が生まれる。

● 同世代へのメッセージ
完成したときの達成感を感じてほしい。
自分にはできないと思っていることでもできることがあると体験できたから挑戦することが何よりも大切だと感じた。

● 販売の準備、体験をして思ったこと
製品を作って終わりではなくて、展示の仕方や販売方法まで考えることが難しかった。
良い製品を作ることもだけど、商品を良く見せることや、買ってもらうにはどうしたらよいかを考えることが大切なことだと学んだ。

● デザインサポーターの吉澤さんから学んだこと
視野を広げて身近なものに興味をもつことでアイディアが浮かんでくること。
このくらいいいかなという妥協をせず細かいところまでこだわることで良い製品が生まれること。
どの製品も誰かのアイディアから生まれていることに気付いて身近な製品への有難さが生まれた。

● 販売会の準備で大変だったこと
やらなければいけないことが想像以上に多く、決められた時間や期限の中で活動することが大変だった。
また、アイディアを形にすることやグループ内での情報共有が大変だった。

● 今後"デジタルファブリケーション"を使用することを想定してどんな事を学んでみたいか
実際に機械に触れてモノを作ることのできる講座や、今回使用することの出来なかった3Dプリンターを使用できる講座。

いかがでしたでしょうか?
学生の皆さんが「ものづくり/デザイン」を通して感じた熱い想い!改めて「ものづくり」の奥深さを感じました。
この熱い想いを、広げるためThe DECKスタッフもこれからますます頑張りたいと思います‼️💪
The DECKの「ものづくりFABスペース」では、本格的な機材を使って、誰でも簡単に「ものづくり」を楽しめます。
担当スタッフが万全なサポート体制で皆様をお迎えします。
ぜひ一緒に、The DECKの「ものづくり」しましょう〜✨

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